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Caracter
暗闇と鉄骨の世界に目覚めた7名
記憶を探る泡沫の者達
主人公
ぼんやりと頭が痛い、と軽く頭を振っては困ったように目を伏せた。記憶がない、名前もわからない。だからとりあえず進もう。
ここでは過去は形をなして目の前に現れる、その手の水晶が見せるのはどこへ向かった独白か。
Libelta
リベルタ=ファンファーニ
Fanfani
警戒心の強そうないかにもな少女、一度気を許せばそこまで怖いことはない。怯えて爪を立てる猫と同じようなものである。 意外と度胸があり不思議なところで図太い精神も見せてくれる、慣れというものは刃だ。
Fedes
フィデス=アルファング
Alfang
ぱっとみ頭脳派のように見えて、口を開けば相当な能天気な青年。そして巡り巡る運はお世辞にも良いものとは呼べない。 それでもあまり変わりないのは根がそうだからか、それとも見えていないだけか。
Spica
スピカ=マナンティアル
Manantial
理想的な淑女、理由さえあればそこから外れることも厭わない出来た女性。造花の髪飾りはそれを手に入れられる立場の証。 どこか遠くを見ているようで、とても身近な場所を見ている。逆もまた然り。誰かを待っているのだろうか。
Nada
ナーダ=メルファーニ
Melfani
隙のない所作と場慣れしていない言動、戦う事に身を置いた人間はとても分かりやすい。その目は勲章だろうか、それとも。 どうやらリベルタのことを気にかけているらしく、ふとした瞬間緩んだ表情を見せることがある。
Master
マスター
物腰柔らかな胡散臭い男性というものはどこにでもいるものであるが、身につけているものが絶妙にちぐはぐな人間はそう見かけるものではない。 いいひとではある、ではあるが。自分は紅茶の方が好きだ。
Eteraine
エテレイン=レヴリー
Reverie
感情の見えないスーツの男。その言葉はあまりにも難解でとっさの理解は難しい。上質な服を身に纏ってはいるものの、その髪は痛んでいるようだった。 燻られた匂い、その内に隠されているものは何だろうか。
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